夕方に山ができる理由

夕方の山は、帰宅ラッシュの交通量と日没の暗さが重なる時間帯にできます。特に秋から冬は16〜17時台に日が沈むため、目が暗さに慣れる前の「薄暮」の時間帯と帰宅の混雑がちょうど重なります。歩行者側から車は見えていても、車側から歩行者が見えにくいのがこの時間帯の特徴です。

都道府県別では秋田県・鳥取県(ともに約32%)、岐阜県、石川県、富山県と、車通勤が中心の地域が上位に並びます。通勤の時間帯がそろっているほど、夕方のピークは鋭くなります。

対照的に、最も低いのは東京都の25.3%です。東京の交通は昼も夜も絶え間なく続くため、1日の中の山がなだらかで、特定の時間帯への集中度が下がります。夕方の割合の低さは、裏を返せば深夜や日中の事故の比重が大きいということでもあります。