ランキングから見えること

全国の事故件数は減少傾向が続いています。2019年には年間約38万件だった記録が、2024年には約29万件まで減りました。5年間でおよそ2割強の減少です。車両の安全性能の向上や交通安全対策など複数の背景が指摘されていますが、単一の要因で説明できるものではありません。

都道府県別に見ると、上位は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、愛知県、福岡県といった人口の多い都府県でほぼ固定されています。人口が多く、通勤・物流を含めた交通量が大きい地域ほど、事故の記録件数も自然に多くなるためです。

順位を比べるときは、人口10万人あたりに換算したランキングとあわせて見るのがおすすめです。件数では上位の東京都が、人口あたりでは中位以下になるなど、見え方が大きく変わります。